【介護職員向け】食事介助のコツと安全のポイント

三鷹ネットワークのウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。三鷹NW事務局です。
今回は、介護の現場でもご家庭でも、とても大切で、そして悩むことの多い「食事介助」についてお話しします。
「むせてしまったらどうしよう」「食べてくれない時はどうすればいい?」
そんな不安をお持ちの未経験の方やご家族、そして基本を振り返りたい経験者の方へ向けて、安全に、そして美味しく食べてもらうための「コツ」をまとめました。
難しい専門用語は使わず、明日からすぐに使えるポイントをお伝えします。
私たち人間にとって、食事は単なる栄養補給ではありません。「美味しいね」と言い合える時間や、季節の味を感じることは、生きる喜びそのものです。
しかし、飲み込む力が弱くなったり、体が動かしにくくなると、その楽しい時間が「不安な時間」に変わってしまうことがあります。
私たちサポートする側が、少しの「気づき」と「準備」を持つだけで、その時間はもっと安全で、温かいものになります。
いきなりスプーンを口に運んでいませんか?
実は、食事の安全は「食べる前の姿勢」で8割決まると言っても過言ではありません。
【姿勢のポイント】
足の裏がしっかり床についている
深く腰掛けている
顎が軽く引けている状態
足がブラブラしていると、お腹に力が入らず、飲み込む力が弱くなります。車椅子の場合も、フットレストから足を下ろし、床(または足台)に足裏をしっかりつけましょう。
顎が上がっていると、気道が広がりやすくなり、食べ物が気管に入ってしまう(誤嚥)リスクが高まります。「少しお辞儀をするような角度」が、ゴックンと飲み込むのに最適な角度です。
立ったまま介助をすると、どうしても相手は上を向いてしまい、顎が上がってしまいます(誤嚥の原因になります)。必ず隣に座り、同じ目線か、少し下からスプーンを運ぶようにしましょう。
口に入れた後、しっかり飲み込んだのを確認してから次の一口を運びます。
喉仏(のどぼとけ)が動いたのを確認するか、「ゴックンできましたか?」と優しく声をかけてみてください。私たちのペースではなく、その方のペースに合わせることが、一番の安全策です。
「全部食べてもらわなきゃ」
「こぼさないようにしなきゃ」
そう思って焦ると、その緊張感は相手にも伝わってしまいます。食事が「作業」になってしまうと、お互いに辛いですよね。
大切なのは、「美味しく味わってもらうこと」。
時にはこぼしても大丈夫。全部食べられなくても、その時の体調かもしれません。「今日はこのくらいにしておきましょうか」というゆとりを持つことが、長く介護を続ける秘訣です。
今回の記事のような食事のサポート方法は、入社後の研修や、先輩スタッフとのOJTでしっかりと学べます。「知識がないから不安」という方も、まずは見学に来てみませんか?
ベテランスタッフも、最初はみんな初心者でした。
経験者の方は、ご自身のスキルを活かしつつ、より利用者様に寄り添ったケアをここで実現してください。
私たちと一緒に、三鷹で「あたたかい介護」を届けましょう。
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